犬飼たつきちのライフハック

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食品添加物についてまとめてみた※主観強め

食品添加物は単体での毒性は規制されています。

しかし、複数の食品添加物を組み合わせて摂取した場合の健康被害は組み合わせが膨大なこともあり規制されていません。

また、腸内環境の悪化などについても規制がありません。

単体での規制はありますが、多種多様な食品添加物を長期的に取り続けた場合の健康被害なども規制がありません。

つまり、規制は必要最低限のレベルなのだと理解しておく必要があります。

公的機関が国民の食事管理をすることは困難ですので、規制がないということについて文句を言うのもよろしくないです。

気になる人は勉強するしかありません。

ということで、勉強してみました。

また、指摘されているリスクや懸念点について詳細に書くことはわざと避けています。 不安を煽ることはこの記事の目的ではないからです。 興味のある方はAIに質問してみてください。

押さえておきたい基本

表示順

原材料と添加物は重量順に表示しなくてはなりません。

つまり、消費者は「最初に出てくるほど多く使われている」と理解できるように表示されています。

区別

原材料と添加物は明確に区別して表示しなくてはなりません。

原材料 / 添加物 などと分けて表示します。原材料と添加物を分けずに表示することは認められていません。 つまり、原材料のみで重量順に記載して、スラッシュで区切り、添加物のみで重量順に記載する方法が一般的です。 最近は原材料の枠と添加物の枠を別々にする記載も増えてきているみたいです。

種類

おもな代表的食品添加物のリストと具体例

保存料:ソルビン酸、安息香酸、プロピオン酸 など ​
着色料:赤色102号、黄色4号、青色1号、カラメル色素 など ​
甘味料:アスパルテームアセスルファムKスクラロース など ​
酸化防止剤:ビタミンC(アスコルビン酸)、ビタミンE、BHT、BHA など ​
pH調整剤:クエン酸、乳酸、グルコン酸 など ​
発色剤:亜硝酸ナトリウム硝酸カリウム など ​
乳化剤:大豆レシチン、ショ糖脂肪酸エステル など ​
調味料(アミノ酸等):グルタミン酸ナトリウム(MSG)、イノシン酸グアニル酸 など ​
ゲル化剤:カラギーナン、トラガントガム、ファーセレラン、キサンタンガム など

酸味料:クエン酸 など

膨張剤:炭酸水素ナトリウム(重曹)、ベーキングパウダー、ミョウバン など

増粘安定剤(増粘剤・安定剤):ペクチン、キサンタンガム、カラギナン など

香料:バニラエッセンス、アセト酢酸エチル など

簡略名と一括表示

場合によりますが、複数の食品添加物を組み合わせた場合は簡略名を使用することが可能です。 ただし、国が一括表示していいと認めていない添加物は必ず記載が必要です。

例えば、アイスクリームで「スクシノグリカン」「タマリンドシードガム」「カラギナン」を「安定剤」として使用した場合、安定剤(増粘多糖類)と表示することが認められており、このような場合はすべての添加物を詳細に表示する義務はありません。

よく見る添加物

以下にに当てはまる添加物を複数使用した場合は一括表示をすることができます。

  • 増粘多糖類

  • 加工でんぷん

  • イーストフード

  • ガムベース

  • かんすい

  • 酵素

  • 光沢剤

  • 香料

  • 酸味料

  • 軟化剤

  • 調味料

  • 豆腐用凝固剤

  • 苦味料

  • 乳化剤

  • pH調整剤(水素イオン濃度調整剤)

  • 膨張剤

種類ごとの情報

保存料

ソルビン酸カリウム安息香酸Naなどが保存料として使用可能です。保存料はできれば避けたいです。

着色料

合成着色料(赤色3号、黄色4号など)は着色料として使用可能です。合成着色料はできれば避けたいです。

天然着色料(ベニバナ色素やウコン色素など)も着色料として使用可能です。個人的には避ける必要は無いと判断していますが、万能なものではないので個人によっては体質に合わない可能性もあります。

甘味料

現在日本で許可されている合成甘味料は6種のみ(アスパルテームアセスルファムKスクラロースサッカリンネオテーム、アドバンテーム)。合成甘味料はできれば避けたいです。

天然甘味料(ステビアキシリトールソルビトール)は甘味料として使用可能です。個人的には避ける必要は無いと判断していますが、万能なものではないので個人によっては体質に合わない可能性もあります。

また、甘味料の取り過ぎは体調が悪くなる懸念があります。

キシリトールは犬などのペットには有害らしいので要注意です。

食品原材料としての果糖ブドウ糖液糖は懸念点があり、個人的にはできれば避けたいです。

酸化防止剤

酸化防止剤として、BHA(ブチルヒドロキシアニソール)・BHT(ブチルヒドロキシトルエン)、亜硫酸塩類、エリソルビン酸などが酸化防止剤として使用許可されています。

BHA、BHT、亜硫酸塩類、エリソルビン酸などは懸念点があり、できれば控えたいです。

ビタミンC(アスコルビン酸)、カテキン、ビタミンE(トコフェロール)などの天然由来成分は懸念点が少なく、個人的には避ける必要は無いと判断していますが、万能なものではないので個人によっては体質に合わない可能性もあります。

pH調整剤

個人的には気にする必要がなさそうという印象を持っていますが、含まれていないものが手に入るならそちらのほうがいいと思います。 ただし、アジピン酸をph調整剤として使っている場合は、腸内細菌に作用する可能性があります。とはいえ、他の添加物に比べると懸念は少ないと判断しています。

発色剤

強い懸念があります。 避けるべきです。

乳化剤

水と油をなじませるために添加します。

植物レシチン、卵黄レシチンは大豆や卵黄などの天然由来原料から作られており、体に安全と言われることが多いです。

ショ糖脂肪酸エステル(ショ糖エステル)はショ糖(砂糖)と植物由来脂肪酸からできていて、懸念が少ないです。

以下の乳化剤は懸念点があり、できれば避けたいです。 セルロース(カルボキシメチルセルロース)、ポリソルベート80、モノグリセリド・ジグリセリド、グリセリン脂肪酸エステル、プロピレングリコール脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル

調味料

広範囲に使われている割には懸念点も多いという印象。 グルタミン酸ナトリウムは現代の食の代名詞のような存在で、避けたいのなら自炊しかないという気持ちになるような状況(個人の主観あり)

避けることが可能ならそちらを優先して、いざ避けられなさそうだったら楽しく食事を楽しむというメリハリが必要。

アミノ酸系、核酸系、無機塩系のどれだとしても懸念点はあり。

また、調味料ありが普通になると素材の味が理解できなくなるという隠れたリスクがあり、個人的にはこのリスクが一番イヤかも。

ゲル化剤

懸念点あります。 避けることができる場合は避けたいです。

酸味料

比較的、安心安全な添加物が多いです。

膨張剤

ケーキや焼き菓子、蒸し菓子、まんじゅうなどの生地をふっくらと膨らませるために使われています。

炭酸水素ナトリウム(重曹)は懸念は特にありませんが、食べすぎで塩分とりすぎになるという当たり前のことに注意です。

ミョウバンやベーキングパウダーを使用している場合はアルミニウムを使用している可能性があり、懸念点があります。

膨張剤とだけ書かれていることも多く、その場合は懸念点がありできれば避けたいです。 添加物に炭酸水素ナトリウム(重曹)と書いてある場合は個人的には問題なしと判断しています。

増粘安定剤(増粘剤・安定剤)

懸念点はありますので、避けられるなら避けたいです。

増粘剤

食品に粘度やとろみを与える目的で添加される食品添加物です。

安定剤

食品の成分が分離しないように安定させる目的で使われる添加物です。

香料

一括表示が可能です。 合成香料を多用したとしても、香料と表記するだけで問題ありません。

香料は個人的には避ける必要は無いと判断していますが、万能なものではないので個人によっては体質に合わない可能性もあります。

終わりに

嫌なら買わなければいいし、お手頃価格で美味しい食品が手に入ることと添加物は切っても切れない関係です。 しかし、単体ごとの規制が中心で、複合・長期リスクへの制度的カバーは難しいということは軽視するべきではないのではないでしょうか。 日頃から可能な限り避けておいて、どうしても避けることができないときは(口に合うかは別ですが、)感謝していただくというスタンスで私は接しています。 特に外食の場合は添加物の表示義務はありませんから気にしすぎても辛いと思います。 最終的に「どう付き合うかは消費者自身の選択」です。